「古都ホアルー」は、ベトナム初の独立王朝の都が置かれた歴史ある地です。現在では、初代皇帝及び２代皇帝の廟が見られます。周辺の複雑な奇岩は、自然の要塞を作り上げ、その合間を流れる川や池のほとりに、生活を営む人々の村が点在しています。自然と歴史、人々の生活が溶け込んだホアルーは、2014年、「チャンアンの景観複合体」として、世界遺産に登録されました。

ホアルーでは、水牛の背中に乗ってみることができます。水牛は、ベトナム各地の水田で、現在も活躍しています。（水牛使いの方に、１万ドン（約50円）程度のチップをお支払いください。写真を撮るだけの場合は、お気持ちで。）

ツアーのクライマックスは、チャンアンの川下りです。小舟に乗って、水墨画のような世界を遊覧します。奇岩がそびえる風景や洞窟くぐりをお楽しみください。全長300メートルもの洞窟の中を小舟で通過していく体験は、他では得られないものです。いつまでも心に残る一日となることでしょう。